前回は有効求人倍率の職業別の違いについて詳しく紹介しました。 今回はその続きで、地域別の有効求人倍率の違いについて説明します。

新潟は47都道府県のほぼ中間

2017年8月時点での有効求人倍率を全国47都道府県ごとに見ると、新潟は1.51倍でした。この数値は全国第23位で、ほぼ中間に当たります。これに対して全国平均値は1.52倍ですので、新潟は僅かながら下回っている状況です。 ちなみに、全国で有効求人倍率が最も高いのは東京と福井の2都県で、2.1倍です。次いで多いのが石川の1.86倍、さらに富山と広島が同数の1.85倍で続いています。福井・石川・富山といえば新潟の隣の北陸地方。上位5都県のうち3県を占めている北陸は、転職希望者にとって恵まれた環境であるといえそうです。

数は違えど2年連続で同じ位置

では昨年はどうだったでしょうか?2016年8月時点の有効求人倍率を現在と比較して考察してみましょう。2016年8月の有効求人倍率の全国平均値は1.37倍で、2017年8月の1.52倍より若干低めの数値でした。その中で新潟は1.34倍という倍率で、平均値をやや下回った数値である点は2017年8月と変わらず、全国第23位という順位もまったく同じでした。 ちなみに、昨年トップだったのはやはり東京で2.03倍でした。2位は福井の1.82倍で、3位は岐阜と岡山が1.68倍の同数、5位が広島の1.66倍でした。

倍率は上昇、今後に期待!

東京のように有効求人倍率が常時高い地域もあれば、1年で大きく順位が変動する地域もあります。地域ごとに求人・求職を巡る状況はそれぞれ異なるようです。 そんな中で新潟の有効求人倍率は、総体的に全国平均値よりやや下の位置というのが定位置ですが、1年前と比較して1.34倍から1.51倍に上昇しているのは注目に値します。 今後さらに上昇を続けて全国順位もアップするのか、大いに期待したいところです。