新潟県に多い「五十嵐」という名字

全国を対象にした「名字ランキング」で108位の「五十嵐」という名字ですが、新潟県限定のランキングではなんと8位。 どうして、こんなに順位に差があるのか?と思いますよね。 実は「五十嵐」は新潟発祥の名字なのです。

県外の人が新潟に転勤や転校すると、五十嵐さんの多さに驚くでしょう。 また新潟以外では一般的に「いがらし」と読みますが、新潟県では「いからし」と読むことが多いのも、特徴です。ちなみに名字ではなく地名にも、五十嵐川と書いて「いからしがわ」と読む川もあります。

「五十嵐」姓の歴史

それでは、「五十嵐」姓と新潟県との関係について、もう少し詳しく見ていきましょう。 歴史上のルーツを辿ると、「五十嵐」姓は、新潟県の五十嵐を拠点とした、垂仁天皇の皇子の五十日足彦命の子孫にあたる古代豪族とされています。

かつて「五十嵐」家は蒲原郡の郡司を務めたと残されています。 その後「五十嵐」姓は全国に広まりましたが、現在では新潟県と山形県に多く見られるようです。

地名から?「五十嵐」姓

新潟県にある「五十嵐」と名のつく地名は様々あり、それが「五十嵐」の名のルーツだという説もあります。例えば、「越後国沼垂郡五十嵐」や「五十嵐浜」など。 様々な説があるにせよ、「五十嵐」姓が新潟県に一番多いことは事実。

今回は新潟に多い「五十嵐」を取り上げましたが、全ての名字に、歴史とストーリーがあると思うと、普段何気なく読んでいる周りの人の名字も、少し感慨深くなりますね。