『ドカベン』と『巨人の星』

『ドカベン』はタイトルならだれでも聞いたことがある有名な野球漫画です。連載開始は1972年、作者は新潟出身の漫画家・水島新司氏です。 その当時、野球漫画といえば『巨人の星』がメジャーでしたが、水島氏は『巨人の星』には対抗意識を持っていたようで、また違った青春を彩る野球漫画『ドカベン』を描き上げました。

『ドカベン』のストーリーと、名の由来

『ドカベン』のストーリーをご存知ですか? 明訓高校の野球部員・山田太郎(ドカベン)が日本一の捕手へとのし上がっていく物語です。 漫画の中には、山田を含め以下の3人の登場人物が「明訓四天王」と呼ばれストーリーを盛り上げます。

・岩鬼正美…葉っぱがトレードマーク、悪球打ちで有名。口数の多い愛されキャラ

・殿馬一人…リズム打法による「秘打」の使い手

・里中智…明訓のエース、小さな巨人と呼ばれる

ちなみに主人公の山田太郎が「ドカベン」と呼ばれるのは、ドカッと大きい弁当箱(ドカタの弁当箱とも)に白飯だけを詰めて持ってきていたから。

作中の明訓高校は神奈川県に所在していますが、新潟県民であれば「新潟明訓高等学校」が実在することをご存知でしょう。 水島氏が新潟明訓高等学校に入学を果たせなかった過去があることから、名前を借りたのだそうです。

商店街に『ドカベン』キャラクターの銅像

新潟市の古町通りには『ドカベン』の登場人物が並ぶドカベンロードがあります。7体のうち4体だけが『ドカベン』のキャラクターなので、正式には「水島新司まんがストリート」という名前です。 どの銅像も躍動感があり、今にも動き出しそうです。