最近話題沸騰の新潟発ピリ辛調味料、「かんずり」についてご紹介します。

今や全国区の調味料

かんずりとは、新潟県妙高市周辺で長年作られている伝統的なピリ辛調味料のこと。その美味しさから食通の間では「東のかんずり、西のゆず胡椒」と称されています。
かんずりの原材料は、唐辛子・糀(こうじ)・ゆず・食塩。添加物は一切含みません。唐辛子の辛味と、ゆずのさわやかさ、さらに糀を含むことによって生まれる深い味わいが、全国の食通を唸らせる理由です。

地元独自の調味料だったかんずりを愛した東條邦次さん・邦昭さん親子が1960年に「有限会社かんずり」を設立、その後商標登録と製法特許を取得。研究を重ねた末、今日の全国区の味に育て上げたのでした。

4年の歳月をかけて完成

美味しいかんずりを作る秘訣は、手間暇をかけることにあります。
まず唐辛子を海水塩で塩漬けにしてから3~4日雪にさらし、唐辛子のアクを抜きます。ここまでの行程がおよそ1年。

次に、その唐辛子に糀・ゆず・食塩を加えて樽に詰め、なんと丸3年にわたってじっくり発酵、熟成させるのです。途中、年に一度ずつ手返し(かき混ぜる作業)をします。
そして3年後の11~12月、樽を屋外に運び出し、天然の冷蔵庫の中に置く「寒ざらし」で総仕上げ。この行程が味を一層マイルドにします。
4年もの歳月をかけて味を磨いたかんずりは、こうして食卓に届くのです。

焼鳥から酒盗まで…かんずりレシピ

かんずりは当初、邦昭さんの発案で地元の焼鳥屋さんから広まりました。現在では、和洋中あらゆる料理を美味しくする万能調味料として、一般家庭の食卓にも常備されています。

定番の使い方は焼鳥や鍋料理などの薬味ですが、パスタや餃子のあんに混ぜたり、他の調味料とブレンドしたりと、用途は様々。
さらにスナック菓子や即席めんなど、かんずりとのコラボ商品も多数ありますので、ぜひご賞味あれ!