実は全国各地にある「乾杯条例」

「とりあえずビール!」ではなく、地元の美味しいお酒で乾杯を――。 そんな、地酒や清酒での乾杯を推進する「乾杯条例」というものがあるのをご存知でしょうか。 「乾杯条例」は、2013年に京都市議会で「京都市清酒の普及の促進に関する条例」を制定したのがきっかけとなり、全国各地に広がりました。 「乾杯条例」のブーム化によると、

最近は日本酒以外の乾杯条例も目立つ。焼酎がさかんな九州ではいちき串木野市(鹿児島県)、日南市(宮崎県)などで「本格焼酎」による乾杯条例ができた http://www.nippon.com/ja/column/g00147/

とのことで、今や各地の地方自治体が、地元の美味しいお酒を広めるために条例を制定しています。

新潟県の2つの乾杯条例

そんな「乾杯条例」、酒どころ新潟県にも制定されています。 県内で最初に導入されたのは、16の酒蔵がある長岡市。2014年6月に「長岡市日本酒で乾杯を推進する条例」が制定されました。 続いて同年9月には、上越市でも「地酒で乾杯を推進する条例」が制定されました。 乾杯は日本酒やワインで 上越市が地酒で乾杯推進条例を制定によると、

同市には「日本ワインの父」川上善兵衛が開いた岩の原葡萄園もあることから、日本酒だけに限定せず、どぶろくを含め市内で製造される酒類を対象とすることに https://www.joetsutj.com/articles/52102134

ということで、こちらは日本酒以外の地酒でもOKな「乾杯条例」が制定されています。

新潟県民はビールも好き?

「乾杯条例」は、あくまで地酒や清酒での乾杯を推奨するもので、罰則や義務は特にありません。 先ほど紹介した上越市の条例にも、個人の嗜好や飲酒に対する個人の意思を尊重することに配慮する条文が設けられています。 また、以前のコラムで紹介しました通り、新潟県は日本酒消費量第一位の都道府県ですが、 1人あたりのビールの消費量全国第三位の都道府県です。 日本酒も好きで、ビールも好きな新潟県民。 乾杯にはどちらを取るか、迷うところですね。