ポジティブな納税意識を持つための制度

社会人であれば「納税」という言葉に付与するマイナスイメージを拭うことはなかなか出来ないものです。 ところが、そのイメージを覆すかもしれない「ふるさと納税」という寄付制度が開始され、2013年頃から、徐々に広がりを見せています。

制度のキモは「住民税控除」と「使い道指定」

「納税」という言葉が冠されていることから、「結局、税金なんでしょ」というイメージが強いかもしれませんが、ふるさと納税は基本的に寄付制度です。 現在はふるさとに住んでいない方でも、ふるさとの行政を助け、地域との結び付きを感じることの出来る様々な工夫が凝らされているんです。

寄付といっても、寄付金をまるまる失うという制度ではありません。 あなたがいま住んでいる自治体に毎年支払っている「住民税」から、(寄付額 – 2000)円を控除されるというオマケが付きます(ただし控除額は条件によって異なります)。

つまり、寄付額が1万円でも2万円でも、実質的な所要額は2000円で済むことが多いのです。 そして、引き換えに得られるメリットは2つあります。

  • 今住んでいる自治体ではなく、好きな自治体に納税出来る
  • 寄付金の使い道を指定出来る

ふるさと納税という名前とは裏腹に、全国どの自治体への寄付もOK。 さらに、自治体ごとに用意された「使い道」から、寄付金をどう使うか決めることが出来るのです。 さて、ふるさと納税はどうやったら出来るのでしょうか。

制度利用は2つのステップからなります。

  • 寄付先の自治体を決める(5自治体までなら確定申告不要)
  • 寄付額と、寄付金の使い道を指定する

具体的には、総務省のページからふるさと納税の対象となっている自治体を選び、各自治体のサイトで申込を行えばOKです。 総務省|ふるさと納税ポータルサイト