あなたは、えごのりという食べ物の名前を聞いたことありますか?ひょっとしたら一部地域の人以外にはお馴染みではないかもしれませんが…。

日本海で育った紅藻が原材料

えごのりというのは海で採れる食用の紅藻の一種です。昆布などの大きな海藻にくっついて育つのが特徴で、えご草とも呼ばれます。

えごのりを煮溶かして固めた郷土料理は、新潟地方では「えご」、佐渡地方では「いご」と呼び名が若干異なります。福岡の「おきゅうと」と製造方法などが似ています。

新潟地方と佐渡地方、食べ方はどう違う?

ではここで自家製えごの作り方を解説しましょう。
まずえごのりを水につけて柔らかくした後、よく洗って絞り、鍋に移して中火で煮ます。水の分量は大体えごのりに対して20倍程度用意しましょう。

煮立ってきたら弱火にします。木べらで混ぜつつ練り、ある程度固まったところで火を止めて、箱に移します。
その後、粗熱が取れたのを確認して冷蔵庫に入れ、冷えて固まったら完成です。

えごの食べ方は新潟地方と佐渡地方とでは違っていて、新潟地方では、煮溶かしてから箱状に固めたえごを刺身のように薄く切って盛り付け、ポン酢や醤油などをつけて食べます。一方、佐渡地方(佐渡では「いごねり」と呼びます)では、固めて薄く伸ばしたえごを幅広の麺状に細く切り、盛り付けて甘口醤油や生姜醤油、さらに薬味をかけて蕎麦のように食べます。どちらも美味しそうですね。

えごと日本酒で「新潟コラボ」

調理方法は様々ですが、四角く切ったえごに甘辛い酢味噌をつければ、子どもから大人まで幅広い層に楽しめる味になりますし晩酌のお供としてもバッチリ。
日本酒といえば新潟名産の一つ。是非一度、えごと日本酒の新潟コラボを堪能してみてください。