お酒との関係が深い 新潟県

新潟県は美味しいお米の産地として有名ですが、日本酒の産地としても有名ですね。 日本酒の生産量は、1位の兵庫県、2位の京都、に続き3位となっています。 「生産量」は日本で3位 ですが、日本酒の「消費量」となると、新潟県民はなんと1位。年間の1人あたりの消費量は平均して一升瓶を7本という数字が出ています。この数字は酒飲みの平均ではなく、新潟県民の1人あたりの平均だからすごいですよね。

新潟の日本酒はさっぱりした辛口

新潟の日本酒は、すっきりとした辛口の中に旨味のある味わいが特徴のお酒が多いです。これには、

  • 新潟の水はミネラルや栄養分が少ない超軟水
  • 新潟の気温は昼と夜の気温の差がそれほど大きくなく安定している

といった理由が挙げられます。 この特徴により、日本酒の発酵がゆっくり行われるため、すっきりとした味わいになります。

新潟県の日本酒の味の変遷

新潟の日本酒の特徴である「すっきりとした辛口」の味わいですが、昔は甘くて濃い酒が求められていました。 戦中から戦後にかけての時期は、食事情が乏しかったため、その時代の人々の疲れた体が求めるものは、甘くて飲みごたえがあるお酒だったそうです。その後昭和30年の高度経済成長期あたりから、食生活が豊かになってくると、今度は食事の邪魔をしないようなあっさり味の日本酒が好まれるようになっていきました。

新潟銘酒のご紹介

では最後に、新潟、そして日本を代表する日本酒の老舗ブランドをご紹介しましょう。

八海山

八海山は地酒ブームの発端となった日本酒で、新潟の酒特有の柔らかさのある含みと酒の旨味が感じられ、飲んだ後は抜群のキレ感を感じられる一品です。

久保田

久保田には純米大吟醸「紅寿」や「千寿」「萬寿」など7種類ほどの種類があり、どれも淡麗辛口で味の中にフルーティーなほのかな甘さがあるのが特徴。基本は冷酒でいただくと辛口がひきたちます。

越乃寒梅

明治40年からある銘酒です。淡麗で香りは控えめ。口に含んだ時はふくらみが感じられますが、飲んだあとは引きがすっきりとしていて旨さが戻ってくるような酒です。

どれも歴史的な重厚さが感じられるお味のようですね。思わず飲んでみたくなりました。 皆さんも年末年始、ご家族で、また久しぶりに再会したご友人と一緒に飲んでみてはいかがでしょうか?