文人たちも感動した圧巻の景観

佐渡島の南西端に位置する小木海岸は、国の天然記念物および名勝地「佐渡小木海岸」の呼び名で親しまれる、新潟県有数の景勝地です。 玄武岩と粗面岩によって構成された断崖絶壁は全長約8kmにも及ぶ圧巻の景観で、長年荒波に打たれて築き上げられた岩肌は、与謝野鉄幹ら多くの文人たちに感銘を与えました。さらに2007年には「日本の地質百選」にも選ばれています。 そんな小木海岸の魅力とは、一体どのあたりにあるのでしょうか。

四季折々…見所は盛り沢山

小木海岸の観光スポットの筆頭といえば、「佐渡の表玄関」として隆盛を誇った小木港です。2つの入り江を持つこの港は、かつて金銀を積み出した北前船が立ち寄る港でした。近年では毎年8月に開催される音楽イベントが活況を見せています。 絶好の景勝地でもある小木海岸の入り江の中でも、赤い太鼓橋と青い海のコントラストが映える矢島・経島の美観は見逃せません。その矢島・経島の入り江に降りる途中にあるのが、御所桜のある海潮寺です。順徳天皇のお手植えによる御所桜は国の天然記念物にも指定されています。 一方、江戸期から北前船の就航都市として栄えたのが宿根木です。航海の安全や商売繁盛を祈念する史跡も多く、懐かしい雰囲気が漂う街並みは一見の価値があるでしょう。 他にも、小木民族資料館や復元された千石船「白山丸」、佐渡で最大級の海上大橋「長者ヶ橋」、沢崎の枕状溶岩と灯台など見所は盛り沢山です。

人気のたらい舟体験でよい思い出を!

そして小木海岸の名物といえば、ご存知、たらい舟です。訪れた多くの観光客が乗船体験し、操舵の難しさと楽しさを実感できます。 たらい舟には大人3人まで乗船でき、前項で紹介したスポットを巡りながら海岸沿いを一周するのが定番コースです。料金は1人500円で、オプションとして記念撮影をしてもらえます(1,600円)。 佐渡に訪れた際は、是非体験してみてはいかがでしょうか?