川端康成「雪国」の舞台・新潟県湯沢町で名作の世界を感じよう

小説「雪国」の舞台は新潟県湯沢町

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。』 雪国で生きる女性達のひたむきさや感情の移ろい、命の移ろいを美しく描いた川端康成の名作「雪国」。 読んだことがある方はもちろん、読んだことがない方でも一度は冒頭の文章を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。 国内外で高い評価を得た「雪国」ですが、この小説が完成するまでには長い年月を要しました。元々長編ではなかった「雪国」は、最初の一編が雑誌に掲載された後、複数の雑誌に一編ずつ続編が掲載される形で続いていきました。 完成までにかかった期間は、何と13年。その間には改稿も複数回行われており、冒頭の文章も、雑誌掲載時は現在と異なる一文でした。 そんな名作「雪国」の舞台であり、川端康成が「雪国」を執筆していた場所でもあるのが、新潟県湯沢町です。 温泉街であり、かつては宿場町でもあったこのエリアには、「雪国」の世界観を感じられるスポットが数多く存在します。

湯沢町にある「雪国」を感じられるスポット

「雪国」の世界を感じられるスポットとしてまずおすすめしたいのが、「湯沢町 歴史民俗資料館 雪国館」です。 ここには、「雪国」のヒロインである駒子の部屋が再現・展示されている他、「雪国」をテーマにした日本画の展示や「雪国」が書かれた時代の生活の様子が再現された部屋など、「雪国」の世界を体験できる貴重な展示が数多くあります。 また同じく湯沢町にある「雪国の宿 高半」は、川端康成が3年もの間逗留(とうりゅう)し「雪国」を執筆した宿です。 館内には執筆に使われた部屋がそのままの状態で保管されており、宿泊者は無料で部屋を見学することができます。 作品のファンであればぜひ訪れたい聖地ですね。

魅力的なスポットが多い湯沢町

湯沢町には他にも様々なアトラクションが楽しめる「湯沢高原スキー場/パノラマパーク」や、新潟県内の全ての酒蔵の代表銘柄を利き酒できる「ぽんしゅ館」など、様々な名所があります。 名作「雪国」の舞台であり、魅力的なスポットが数多くある新潟県湯沢町へぜひ一度足を運んでみてください。