あなたの県はどっち?信号機の縦型と横型

私達が普段徒歩や車で移動している時、歩行者は縦型の信号機を見て横断しますが、車を運転する人は横型の信号機を見る、という地域が一般的です。

しかし、新潟県は多数派ではなく少数派の方で、ほとんどすべての信号機が縦型です。

他県の人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、実はこの向きの違い、ちゃんと理由があるのです。今回はそんな、縦型信号機について探っていきましょう。

新潟県が縦型信号機の理由

実は新潟以外にも、雪の多い地域だと縦型の信号機であることが多いです。

その理由は、横型の信号機だと信号機の傘に雪が積もってしまい、その重さで信号機を支えている支柱が曲がる、といった事態が発生してしまうから。
雪の少ない地域の人からすると想像がつかないかもしれませんが、赤・黄・青のそれぞれの傘の上に雪が積もり、塊になると、そこにさらに雪が積もって重みが増していきます。

信号機が見えなくなってしまうと、道路が道路として機能しなくなるばかりか、最悪の場合、人命にも関わってしまいます。 だからこそ、全国の一般的な信号機とは異なる形になっても、安全第一でよく見えるようにする必要がありました。

実はその他にも、人々の安全を守るために、信号機には工夫がなされています。
一体どのような工夫なのか、次で見ていきましょう。

安全を守るための赤・黄・青の並び方 

信号機の赤・黄・青の中で、最も大切な色は赤です。 赤は危険を知らせるストップという意味なので、安全を守るためには、必ず見える位置に赤を置く必要があります。

そんな事情から、縦型信号機でも横型信号機でも、一番見えなくなる確率の低い場所に赤が配置されています。

縦型の信号の場合は、雪が降り積もって信号機が隠れてしまった場合のことを想定し、一番上に赤信号を配置しています。仮に下の方が埋まってしまっても、赤信号が一番見える確率の高いところにあるようにしているのです。

 横型の信号の場合は、必ず左から青・黄・赤と並んでいます。これは、道路脇の木や看板で信号機が隠れてしまっても、赤が一番見えるように配置されています。

いかがでしたでしょうか。
少し変わって見える新潟の縦型信号機も、人々の安全を守るためだとしたら、納得ができますね。