有名なブランド米「コシヒカリ」

新潟県は米の産地として有名ですが、やはり一番に名前が挙がるのは「コシヒカリ」でしょう。 今でこそコシヒカリは美味しい米として当たり前のようになっていますが、昔からそうだったわけではありません。 この品種が開発されるまでに、様々な苦労や秘話があったのです。 

「コシヒカリ」の歴史

開発初期には全く知名度がなく、強く育っていたわけではない「コシヒカリ」。初めの開発段階では、背丈が高いため倒れやすく病気にも弱いため、あまり収穫量が得られないということで、戦時中の米不足のニーズには全く合わず日陰にいました。

しかし味自体の品質は良いため、どうにか展開できないかと考えた育成者は、全国の農地へ試作を依頼。新潟県でも試験的に育ててみると、やはり倒れてしまうものが多かったようですが、コシヒカリは倒れても傷まずに実がしっかり育っていたそうです。他の米には無いこの特徴に、倒れてしまうのは技術でカバーできる、積極的に育てていこう!という話になり、我が地へ普及すべき品種であるとして、新潟県で「奨励品種」に採用されました。

同様に千葉県でも奨励品種に選ばれたコシヒカリは、その後全国に広まっていきました。

「コシヒカリ」名前の意味は?

今では当たり前に食卓に並んでいる「コシヒカリ」にもさまざまな試練の時代があったことが分かりましたね。 ちなみに「コシヒカリ」という名前は、「越の国」と「光」という言葉が組み合わされており、「北陸地方の国々に光かがやく」ということを願って命名されたそうです。

米が炊きあがった光り輝く見た目からも、明日に希望を届けてくれそうですね。

参考: http://www.pref.niigata.lg.jp/nosanengei/1341867635261.html