ビールの消費量が多い新潟県

新潟県は全国屈指の酒どころ。日本酒の消費量が多いことはなんとなくお分かりだと思いますが、実はビールの消費量も多いという事実、知っていましたか?

2012年の国税庁の調査によると、全国の一人あたりのビール消費量ランキングは1位が東京都、2位が大阪府で、3位が新潟県となっています。

日本酒とビールは全く味も異なりますし、合う料理だって違う…… おそらくですが、アルコール類を購入したり、注文する時に酒類として一緒に「日本酒を買ったついでにビールを買う」「飲み会でいろいろな人が来るからビールも発泡酒も」と王道のビールを加えているうちに、消費量が上がったのではないでしょうか?

酒好きな県民性が与える健康への影響

そんなお酒好きな県民性が伺える新潟県ですが、健康上は良い影響を与えていないことが以下のデータから分かります。

○食道がんの死亡率が高い県(2012年版)

1位 鳥取県(10万人あたり4,60人)
2位 新潟県(10万人あたり4.55人)
3位 青森県(10万人あたり4.35人)
4位 東京都(10万人あたり4.32人)

(出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」、http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/dl/index.html

恐ろしいことに、新潟県は食道がんの発生率が全国で2位という高い順位。
これにはアルコールの消費量の多さが関係しているのだそうです。

お酒の消費量が多い県は気温が低い地方が多いため、少しでも体温が上がるよう好まれるのかもしれませんが……このようなデータから、酒類には健康を脅かす病の危険性があることも知って、ちょうどよい量をたしなみたいものですね。

食道がんの対策

お酒の量を減らすこと以外に、食道がんの対策はあるのでしょうか。最後に見ておきましょう。

タバコを減らす

タバコを吸う人は吸わない人に比べ、2倍食道がんになりやすいと言われています。
食道がんは50歳以上の男性の発症率が高いので、たばこを吸う50歳以上の男性は特に気を付けましょう。

熱いものを熱いまま食べる

熱いものをそのまま食べると、のどや胃の粘膜がただれたり火傷することがあります。
そうすると異常細胞の増殖を招き、がんになりやすくなるのです。