日本でのスキーの始まり

冬のスポーツといえばスキーですが、日本では新潟から伝わったことを知っていますか? 1910年11月に交換将校として来日したオーストリア人が新潟県に伝えたのです。

その名はテオドール・エードラー・フォン・レルヒ。彼はアルペンスキーの創始者ツダルスキー氏の弟子だったそうです。

スキーを日本にもたらす気満々のレルヒ

彼は日本に到着するや否や「雪の多い地方に配属してほしい」と希望を伝え、見事、新潟に配属されました。
そこで彼は兵士たちにスキーを教えたほか、師であるツダルスキーのように、一般民間人にも差別することなく好んでスキーを教えました。

スキーの魅力に気づいて以来、自国の軍にもスキー訓練を導入させたほどのスキー好きであるレルヒさん。日本人にも魅力に気づいてもらいたい、という熱い使命感を持っていたのかもしれません。

スキーが伝わって100周年!2011年に行われたイベント

テオドール・エードラー・フォン・レルヒが日本にスキーを伝えてから、2011年に100年周年を迎えています。これを記念して、2011年には各地でさまざまなイベントなどが催されました。
その一部をご紹介します。

シニア流ゲレンデナビ

シニア世代のスキーヤー向けに情報を提供している「シニア流ゲレンデナビ」では、100周年を記念し、お得なシニアリフト券や、シーズン券、スクール券、シニアクラブ情報、スキー大会やスノーシューウォーキング情報などの情報が発信されていました。

ゲレンデグルメ

各スキー場ではご当地グルメや人気のB級グルメ、その他地元の食材を使った自慢の料理など、ゲレンデグルメを楽しめるようになっていました。

参考: http://www.shinshu-tabi.com/ski100/

レルヒさん、ゆるキャラとして誕生

現在、日本ではオリンピックに出場する有名なスキープレーヤーも存在し、スキーは冬の国民的スポーツと言っても過言ではありません。

そんなスキーを日本にもたらした偉大なレルヒさんが、スキー誕生100年目にして、なんと「ゆるキャラ」となって人気を集めています。

一度見たら忘れられない表情に、270cmの巨体はインパクト大。
熊本の「くまモン」や大阪の「くいだおれ太郎」との共演したり、有名人のコンサートに呼ばれたり、レルヒさんのテーマソングも存在するなど、スキー以外の場でも大活躍しています。

参考:プロフィール│レルヒさん オフィシャルサイト