「美肌の湯」として注目の有名温泉

「咲花温泉」は新潟県五泉市の阿賀野川のほとりにある温泉です。かつては「先花地」 と呼ばれ、湯の花が咲いていることから「咲花温泉」と名付けられました。当時は、河畔に湧く温泉で鳥が傷ついた羽を休めている姿がみられたこともあるそうです。新潟県において豊富な湯量を誇る温泉地となっており、数件のホテルや旅館が軒を連ねています。 咲花温泉の特徴として、温泉の温度や外気温などに応じて、【透明→エメラルドグリーン→グリーン→乳白色】とお湯の色が変化します。また背後に佇む菅名岳の景観も素晴らしく、さらに美肌効果もあることから女性を中心に多くの温泉客が足を運んでいます。

「咲花温泉」が女性に人気のワケ

咲花温泉は、地質学者が地質調査をした際に温泉を発見し掘削したことから始まりました。開湯は1954年で1961年には咲花駅(JR東日本:磐越西線)が開業し、観光客も増えていきました。 咲花温泉の泉質は単純硫黄物泉(54℃)で毎分2,000リットルの湧出量があります。さらに硫酸塩泉の基準も満たしており、硫黄泉でありながら硫黄が強すぎない(刺激が強くない)ため、湯あたりの心配も少なく老若男女問わず安心して入れる「身体にやさしいお湯」なのです。

女性に嬉しい美肌効果も期待できます。美肌温泉の条件は、「pH7.5以上の弱アルカリ性」で、なおかつ「炭酸水素塩泉」「硫黄泉」「硫酸塩泉」のいずれかの泉質であること。咲花温泉の泉質はそのうち3つをクリアしています。 入浴するだけで肌の角質が取れ、ツルツルになります。おまけに塩化物泉の条件も満たしているため、「塩のパック効果」でお肌の水分が逃げないようにしてくれます。つまり、湯上がりに特別なお手入れをしなくても美肌効果をキープしてくれるのです。 また動脈硬化症、高血圧症、糖尿病といった生活習慣病、神経痛、筋肉痛をはじめ、肩こり、うちみ、冷え性、疲労回復、健康増進などにも効能があるといわれており、年齢性別を問わず誰でも楽しめる温泉といえます。 ただし、硫黄泉は指輪やネックレスなどの金属類をつけたまま入浴すると黒く変色してしまうので、注意が必要です。黒く変色してしまった場合は磨き粉を付け、水につけて洗うと取れることもありますが、入浴時には外すことをおすすめします。

「咲花水中花火大会」も見逃せない

咲花温泉のもうひとつの名物は、6月(2018年は6月8日(金))に催される全国的にも珍しい「水中花火大会」です。景勝・阿賀野川のほとりを舞台に、約200発の花火が初夏の水面を幻想的に彩ります。全国的にも珍しい花火イベントだけに、一度は足を運んでみてはいかがでしょうか。