「燕三条背脂ラーメン」見たことがありますか?

最近テレビやメディアでよく取り上げられている「背脂チャッチャ系」のラーメン。 見た目が奇抜なこの「背脂ラーメン」が話題になり、新潟五大ラーメンの一つとして君臨しています。新潟五大ラーメンとは、新潟で人気の 「新潟あっさりラーメン」「燕三条背脂ラーメン」「長岡生醤油ラーメン」「新潟濃厚味噌ラーメン」「三条カレーラーメン」の5つのラーメンを指しています。

「背脂ラーメン」の特徴は、魚介類の出汁がきいた濃い醤油味のスープに、うどんのような太い面が入っていることです。 その上から、店によっては器からはみ出してしまうほど背脂を「チャッチャ」とかけていきます。しかし味は見た目ほど脂っこくなく、コクがあって美味しいという人が多いラーメンです。

背脂ラーメンの生まれた歴史

この背脂らーめんが、なぜこれほどまでに必要以上に油でギトギトしていて、そして麺が太いのかご存知でしょうか? この地域は昔から、金属加工の町工場が多く、重労働の工員からの出前注文が多かったそう。 忙しく、届いてすぐに食べられるかも分からない。そんな人々のために、ラーメンが冷めづらいように大量の油をのせ、時間の経過とともに伸びないように太麺を採用しているのです。

毎日食すには健康・美容面が気になるこのラーメンも、歴史を想像しながらすすると、忙しい合間の町工員の至福の時間を味わうことができそうですね。

「燕三条」は燕市と三条市の名から

一般的に燕三条とは「燕三条駅」があるあたりの、燕市と三条市の市境付近のことを指すことが多いのですが、燕三条背脂ラーメンに関しては、燕市と三条市の両方のものを指しています。燕市にも三条市にも背脂ラーメンを提供している店舗がたくさんあります。

カレーラーメンでも有名な三条市

三条市は背脂ラーメン以外にカレーラーメンも有名です。 このカレーラーメンは、その名のごとくラーメンとカレーが合わさったもので、店舗によりラーメンのスープにカレーが混ぜられていたり、麺の上からカレーがかかっていたりと様々な形で提供されています。 こちらも金物の鍛冶職人たちが出前としてとることが多く、多忙な職人の活力源として人気があったようです。

現在では、つけ麺風やカレー冷麺などバラエティに富んだメニューがあり、背脂ラーメンと共に新潟五大ラーメンのひとつとして有名なB級グルメになっています。