にいがたトリビア
離婚率の低さ全国1位の新潟県。その秘密は県民性!?

新潟県は離婚率の低さ全国No.1!
新潟県は、離婚率が低い=円満な家庭が多いことを知っていましたか?
2017年の調査によると、日本全体の婚姻率4.9に対して離婚率は1.7。結婚するカップルの約3組に1組は離婚に至っており、少ないとは言えないのが現状です。
そんな現状に対して新潟県は、離婚する確率が全国で最も低い県なのです。
離婚率が低い県の順位
- 1位 新潟県(離婚率1.29)
- 2位 山形県(離婚率1.33)
- 3位 富山県(離婚率1.34)
- 4位 石川県(離婚率1.36)
- 5位 秋田県(離婚率1.38)
いかがでしょうか。
新潟・富山・石川・福井の北陸4県のうちの3県が5位以内にランクインしていますね。
新潟を含め北陸地方は、全体的に離婚率が低い地域と言えそうです。
離婚率が高い都道府県は?
逆に離婚率が高い県も見てみましょう。
離婚率が高い県の順位
- 1位 沖縄県(離婚率2.44)
- 2位 宮崎県(離婚率1.97)
- 3位 大阪府(離婚率1.96)
- 4位 北海道(離婚率1.92)
- 5位 福岡県(離婚率1.9)
九州や沖縄といった南の方の県が多い傾向があるようです。九州では他にも、全国平均離婚率を上回る地域がありました。
新潟・福岡・沖縄の県民性の違い
離婚の原因はさまざま考えられますが、地域によって差が出ているということは、県民性にも何か関係があるのかもしれません。
祖父江孝男 著 『出身県でわかる人柄の本〔日本人の常識〕』には、離婚率の高い福岡県の県民性の1つに”人情味があるが、短気”、沖縄県の県民性のひとつに”良くも悪くもテーゲー(いい加減)な気性”とあります。もちろん県民全員に当てはまるものではありませんが、このような全体的な傾向や気質が、地域全体の離婚率の高さにつながっているのかもしれません。
参考:各都道府県の県民性
離婚率の低い新潟県の県民性としては、”地味で粘り強い、ひたむき、堅実” ”会議では黙っていることが多いが、決定したことは忠実に遂行する”といった内容が挙げられています。
冬は豪雪と戦い、秋にはそれまで懸命に育てた米を収穫する。そんな忍耐強く堅実な努力を積み重ねることができる新潟県民だからこそ、結婚生活も長続きするのかもしれませんね。