転職実績データ

2019年10月~2020年9月

業種・職種別比率

新潟県内の産業構造上、業種面ではメーカーの求人数が多い傾向が続き、当社からの紹介によるご入社実績もメーカーの割合が最も高くなっています。新型コロナウイルスの影響で一時的に採用を控える動きも見受けられましたが、厳しい局面にあってこそ、さらなる市場価値向上や事業多角化を図る企業様も少なくありません。専門ノウハウをお持ちの方を新規採用することで、こうした戦略の実現に拍車をかけようという狙いが見て取れます。
その他、IT系や土木・建築系の求人は年々増加しています。

職種の面では大きな比率の変化はありませんでしたが、IT系が上昇傾向にあります。各業種で業務効率化の必要性が叫ばれる中、ソフトウェア企業各社がエンジニアの確保に注力していることはもちろん、その他の業種でも、ITスキルをお持ちの方を自社で採用し、ICT技術導入を加速化させようという企業様が増えているように感じます。

業種別比率

職種別比率

年齢別比率

依然として、20~30代の若手層に対する採用意欲が高い状態が続いています。

一方、ご経験豊富なベテランの方のご入社も増加傾向にあります。世代交代や新規事業展開に伴い、営業力や財務体質強化のための専門的知見を求め、経営者・役員に近いポジションでの採用を検討するケースが目立ちます。

U・Iターン比率

県内転職の方の割合が全体の6割強を占めました。新型コロナウイルスの流行を受け、U・Iターンに二の足を踏まざるを得ない時期が続いた影響は否定できません。ただし、緊急事態宣言が明けて以来、着実に県外在住の方からの求職登録は増えました。厳しい行動制限下での生活を経験したからこそ、地元を離れて働く人の「いつかは新潟へ」との思いは、一層強いものになっていると言えるのではないでしょうか。

Web面接やWeb適性検査など、企業側の選考手段も多様化しています。いつ訪れるかわからない苦境を乗り越えるためにもオンライン化を進め、首都圏をはじめ県外在住の優秀な人材を求めようとする企業様の姿勢が伝わってまいります。

内定時の就業状況

在職中に転職先を決める方の割合が圧倒的に高いのが例年の傾向です。これは、離職期間が延びることで生じるデメリット(収入が途切れる、再就職に不利になる等)を避ける傾向が顕著に表れたものです。

在職中の場合、転職活動に充てられる時間が限られているため、効率よく転職活動を進められる当社の転職支援サービスは、転職希望者から大きなメリットをお感じいただいています。
企業様におかれましては、在職中の方と連絡が取りづらく、例えば面接の日程調整が難航するなどのご経験をお持ちかもしれません。こうした手間のかかる工程を当社が代行させていただくことで、採用担当者様にも多数の利点を実感いただけるものと思います。

勤務地

新潟市で転職された方が多い状況が続いていますが、勤務地については、家庭環境・生活環境を踏まえた「暮らしたい場所」を基準に通勤可能範囲を検討し、選択していくことになります。

にいがた就職応援団CAREERでは、新潟県内全域の求人を扱っています。南北に広く、多数の工業団地が点在し、多様な産業が発展している新潟県において、求職者様・企業様双方のご希望に副ったエリアでのマッチングをアシストする当社の存在意義は、決して小さくないと感じています。