転職実績データ
2020年10月~2021年9月
業種・職種別比率
新潟県内の産業構造上、業種面ではメーカーの求人数が多い傾向が続き、当社からの紹介によるご入社実績もメーカーの割合が最も高くなっています。新型コロナウイルスの影響で一時的に採用を控える動きも見受けられましたが、アフターコロナを見据えた事業計画に沿った採用を行う企業様も増えて参りました。更なる市場価値向上や事業多角化を図るべく専門ノウハウをお持ちの方を新規採用することで、こうした戦略の実現を本格化させようという狙いが見て取れます。
その他、IT系や土木・建築系の求人はコロナ禍の影響を受けることなく増加し続けています。
職種の面では大きな比率の変化はありませんでしたが、昨年と比較すると営業系と技術系が増加しました。上述の通り、アフターコロナを見据えた事業戦略を実現させるための増員、消費拡大に伴う設備投資の増加、半導体関連装置メーカーの採用意欲向上などに起因しているのではないでしょうか。
業種別比率
職種別比率
年齢別比率
依然として20~30代の若手層に対する採用意欲が高い状態が続いています。
一方、ご経験豊富なベテランの方のご入社も増加傾向にあります。世代交代や新規事業展開に伴い、営業力や財務体質強化のための専門的知見を求め、経営者・役員に近いポジションでの採用を検討するケースが目立ちます。
U・Iターン比率
U・Iターン転職をされる方の割合は、昨年と比較して約5ポイント増加しました。「いつかはUターン・Iターンしたい」と考えていた方がコロナ禍をきっかけに本格的に活動し、U・Iターン転職を実現させたケースです。県をまたぐ移動が自由とは言えない状況下でも、オンラインツールを活用したり、移動前にPCR検査を受けたりすることで、効率的かつ安全に転職活動を進められるようになっています。企業様も選考方法の多様化を進めるなど、ウイルス禍をきっかけに新たな採用スタイルを確立し、優秀な人材を採用しようという積極的な動きが見られました。

内定時の就業状況
在職中に転職先を決める方の割合が圧倒的に高いのが例年の傾向です。これは、離職期間が延びることで生じるデメリット(収入が途切れる、再就職に不利になる等)を避ける傾向が顕著に表れたものです。
在職中の場合、転職活動に充てられる時間が限られているため、効率よく転職活動を進められる当社の転職支援サービスは、転職希望者から大きなメリットをお感じいただいています。
企業様におかれましては、在職中の方と連絡が取りづらく、例えば面接の日程調整が難航するなどのご経験をお持ちかも知れません。こうした手間のかかる工程を当社が代行させていただくことで、採用担当者様にも多数のメリットを実感いただけるものと思います。

勤務地
新潟市で転職された方が多い状況が続いていますが、勤務地については、家庭環境・生活環境を踏まえた「暮らしたい場所」を基準に通勤可能範囲を検討し、選択していくことになります。
にいがた就職応援団CAREERでは、新潟県内全域の求人を扱っています。南北に広く、多数の工業団地が点在し、多様な産業が発展している新潟県において、求職者様・企業様双方のご希望に沿ったエリアでのマッチングをアシストする当社の存在意義は決して小さくないと感じています。
