転職成功者の声
1日も早く、3年分以上の成長を実現します(20代/PG/Uターン)
T.T(27歳)
前職と転職先比較
前職 | 転職先 | |
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勤務地 | 首都圏 | 新潟市 |
業種 | 半導体関連メーカー | ソフトウェア |
職種 | 外注管理 | プログラマー |
入社までの軌跡
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サポート申込
2022年6月14日
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個別面談
6月16日
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企業面接
10月25日
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内定
11月15日
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入社
12月19日
1)転職を考えた理由・きっかけを教えてください。
希望する業務を担当できず、スキルが身につかないことに焦りを感じていたからです。もともとエンジニア志望で、特にソフトウェア系の開発がしたいと思い、社内SEを希望していました。前職には新卒で入社しましたが希望の部署に配属されず、その後も希望しない部署への異動が続いたため、転職を考えるようになりました。
2)転職活動の当初の希望条件やエピソードなどを教えてください。
当初はIT系の企業を満遍なく探しましたが、活動を進めるうちに社内SEからソフトウェアエンジニアへと目標が変わっていきました。
にいがた就職応援団で転職活動を始め、4ヵ月間でいくつかの企業の面接を受けましたが、最初に面接を受けた企業でプログラミング言語に関する知識を要求されたことをきっかけに、日常業務の一部にプログラミングを取り入れるようにして、知識と経験をつけていきました。それが功を奏したのか、後半の面接ではプログラミングを利用した作業内容に関する話題のウケが良く、最終的に2社から内定をいただくことができました。転職活動と業務を両立しながらですが、次のキャリアに向けて自主学習をしておいて良かったと感じました。
3)「にいがた就職応援団CAREER」を選んだ理由、良かった点は?
地元新潟へのUターンを希望していたことから、にいがた就職応援団CAREERを選びました。大手転職サイトも利用しましたが、にいがた就職応援団CAREERの方が転職希望者の意見を密に汲み取っていただけたように感じました。大手のサービスの場合、型にはめて数をこなさせる手法で、求職者に転職を斡旋するような荒っぽい印象がありました。それに比べてにいがた就職応援団CAREERは対応が親切で、求人企業の特徴も把握していて細かく説明していただき、丁寧な印象を受けました。
4)転職活動を行っている方へのメッセージをお願いします。
転職活動中に大事だと思ったことは、行動力です。私は業界未経験の立場でIT企業に転職しましたが、転職活動の期間中にプログラミングを勉強し、簡単なプログラムを作ったことが内定を得る要因になったと感じています。これはIT系の企業に限らないと思いますが、自分で考え行動に移したエピソードは面接の応答でも役に立ちます。エピソードに欠くのであれば、転職期間中に行動を起こしてみるのも一つの手だと思います。
~担当コンサルタントのコメント~
T.Tさんは大学で情報工学を学び、大学院を修了されている大変優秀な理系人材です。当社にご登録いただいた当初は全く予想しませんでした。まさか、ご入社までに半年もの歳月を要するとは…。この転職活動が難航した経緯を、T.Tさんご自身の心境と選考企業側の視点を含め、振り返ってみたいと思います。
新卒入社から間もなく、まさかのキャリア難民化
学校で学んだプログラミングの知識を活かすため、T.Tさんは大学時代の就職活動で「製造系企業に入社して製品の動きを制御するシステムの開発をする(プランA)」「IT系企業に入社してソフトウェアやアプリ等の開発をする(プランB)」の二択を迫られます。これは電気電子系・情報系の学生が就活を行う際に通過する分岐点。迷った末にT.Tさんは前者を選び、東京の大手メーカーに総合職として入社されました。ところが配属先は、大学・大学院で学んだプログラミングがほとんど活かせないジャンルの設計を行うポジション。非常に多忙な部署で、先輩たちは素人同然のT.Tさんを指導する余裕がありませんでした。ミスマッチを認識した人事部門により部署異動が図られますが、席が空いているのは文系のポジションばかり。結果的に異動が重なって意図しない部署を3つも経験し、理系らしいキャリアを築くことができないまま入社から3年が経ってしまいました。【プランA】燕三条のメーカーで社内SEだ!
将来像を見失いかけたT.Tさんは、大学の研究室やキャリアセンターを訪ねました。古巣に戻り、学生時代に描いていたキャリアプランに立ち返ると、地元新潟へのUターン転職が視野に入ります。ものづくりの盛んな燕三条のメーカーで社内SEを目指す方針を固め、私がご提案した求人の中から県央エリアのメーカー2社への応募を希望されました。若手を積極採用中と聞いていた企業ですが、一次面接の結果はNG。企業側の評価は「スキル不足」でした。IT系の資格もお持ちのT.Tさんですが、いくら学校で学んできたとは言え、実務としてプログラミングスキルを活用した経験はゼロ。その上、3年間で3つも部署を転々としているという事実が、T.Tさんの社会人としてのスキルまでも疑わせてしまっていました。不況の中、企業も採用に失敗したくはありませんから、いわば会社の中で「たらい回し」に遭ったように見えるT.Tさんに対し、慎重になる気持ちも理解できないことはありませんが…戦況の厳しさは、私の予想を上回るものでした。【プランB】IT企業のプログラマーになる!1秒でも早く!
メーカーでは選択肢が尽きてしまったT.Tさんは、ソフトウェア開発企業のPGを目指す作戦に変更。未経験者に対する壁の高さはIT業界も例外ではありませんが、私は「情報系の学校を卒業していれば実務未経験でもOK」という求人を数件ご紹介しました。ところがなかなか最終合格には至らず、ついに獲得した1つ目の内定も、心底喜べるものではありません。翌年4月に入社する新卒者と同時に入社し、一緒に新人研修を受ける計画だったからです。時は10月。入社まで半年近くあります。「僕には時間がない…1秒でも早く経験を積みたいんだ!」新卒からの3年間を取り返すべく始めた転職活動。妥協はできません。
次に内定が出たのが、今回T.Tさんが入社された企業です。ご本人もおっしゃる通り、転職活動中にプログラミングにチャレンジしたことを経験として評価してくれ、素質、やる気、コミュニケーションスキルも申し分なしとの判断に至りました。実は同社からも4月入社を提案されましたが、早く戦力になりたいという要望をしっかりと伝え、企業側もその意向を受け止めてくれました。こうして去る12月19日、入社に至ります。